擦過傷、切創の応急処置

傷口の感染を防止するため、洗浄、消毒を行います。まず創を流水などで洗い流し、創部に付いている異物を除きますが、この時に、こすらないようにして、摘んで取るようにします。また刺し傷などで異物が身体に入り込んでいる場合は、抜くと大量出血の恐れがありますのでそのまま医療機関に速やかに搬送します。次に創部消毒液をかけ、滅菌ガーゼをあてて包帯などで固定します。このときによくティッシュを用いることがありますが、創部に付着してしまいますので使用しないほうが良いでしょう。

出血を伴う創の場合、まず止血です。圧迫止血で、出血部に滅菌ガーゼを強く当て、心臓部より高く保持します。5分ほど経過しても効果がない場合、動脈に損傷があることも考慮して、出血部より心臓に近くの脈が触れる箇所を圧迫し、医療機関に搬送します。循環障害を起こす恐れのある輪ゴムや、細い紐、ナイロン製ストッキングは使用しないほうが安全です。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年6月17日